以東岳(初日)
東北の山はテント泊が可能な場所が少ないことが知られています。朝日連峰の一つを構成する以東岳にはその中継地点の大鳥池の山小屋に隣接してキャンプ場があります。テント泊をしたいと思い、山岳用のテントを購入したのでこれを使うのが主目的です。テーマレストも入手しました。
土曜の朝に家を出て約200kmで登山口の泡滝ダムまで行きました。が。。。電波が届かない。いつもはヤマレコを利用していたのですが、まだ地図をDLしていませんでした。まずいかなと思いましたが、数日前にYMAPを進められてその際に以東岳登山ルートの地図をスマホに入れていました。試しで使ってみたら大丈夫でした。よかった。
駐車場には20台ほど。タクシー数台と途中ですれ違いましたし、駐車場で準備している最中にもタクシーが到着していました。駐車場には簡易トイレがあります。
登山道は整備していただいており(ちょうど草刈りも行われておりました。ありがとうございます)、迷うこともなく良かったですが、きつかった。大鳥湖までは10分割された指示が登山道に示されており、3、4番目までは比較的緩やかなルートでした。水場はかなり多くあるので大量の水を持ち歩く必要はありませんでした。水に関しては上に登れば登るほど美味しくなります。最後の水場(9/10あたり)の水は最高に冷たくて、最高に美味でした。
途中吊り橋が2箇所あります。
二つ目を超えたあたりからつづら折りのきつい坂になります。九十九折で登って行くのですが、とにかく荷物が重い。キャンプでの飲み物(ビールと缶酎ハイ)、靴、応急処置セット、テント、シュラフ、マット、枕、カメラ(夜空を撮るために三脚も、さらに替えレンズ)、初日の昼食(おにぎり)、夕食(パスタとパスタレトルト)、夜食(お菓子)、翌日の朝食(パンと鯖缶)、昼食(アルファ米とカレーレトルト)、非常食、ライト、モバイルバッテリー、単行本、地図など。最後の方は少し進んでは休憩の繰り返しでした。キャンプ場まで2時間45分。だだっ広いキャンプ場に自分だけ!結局自分も合わせて3張りのみでした。山小屋でキャンプ代(大人一人500円、子供は300円)を払っておしまい。
テントを張ってまず1時間ほど寝てしまいました。夕方までのんびりと湖の側でくつろぎ、早々と夕飯を食べて10時まで就寝。
大鳥池は綺麗ですね。静かで、水の流れる音だけ。
夕飯は20年もののガソリンバーナーで。
THE PEAKS ラウンド5 中止
当日の朝までどうなるかわからず、さらにスタートを遅らせるかとの話もあったそうですが、結局中止になったとのことでした。
今回はDNSを金曜日の段階で決心して正解でしたが、スタッフの人たちは本当にご苦労様でした。悩んだ末の中止だったことが伝わります。
THE PEAKS ラウンド5 DNS
THE PEAKSは1、2、3、4と完走しました。
明後日開催のTHE PEAKS 5
The PEAKSラウンド5の悪天候時の対応について | longridefan.com
悪天候が予想されます。
時間制限が結構厳しい場合もあり、近場を延々と上り下りするスタイルはブルベとはまた異なる辛さがあり、それなりに楽しみました。諸般の事情があり今回の第5回を最後にするつもりでエントリーしていたのですが(それもど変態割)、天気予報とにらめっこをして先ほど宿をキャンセルしました。
蓼科の周辺は自転車で走ったことがなかったので、DNFでも構わないので楽しみたいと思っていましたが、流石にこれはよろしくない。行き帰りも車で時間がかかるので断念いたしました。
いつか、大会と関係なしに走りに行きます。
BRM630奥只見600の2
樹海ロードは長い。とにかく長い。アップダウンも結構あるし。
洗い越しは暗闇だとビックリしますし。そして眠い。結局道端でまた寝てました。ひかれないようにライトを走ってくるであろう方向に向けておきました。
暗闇の樹海ロードで星を眺めながら(瞬殺でしたが)寝るのもまた良し?
でも水が不足してしまって難儀しました。峠前に補充していったのですが、全然足りませんでした。
結局鷹ノ巣で道路脇の出しっ放しの水(水道水ではない)をいただきました。沢水かもしれないけど仕方ありません。ヒーコラ言いつつ御池の駐車場。くつろいでいると2、3人参加者も到着。みなさんへばっています。
さて、新たな問題発覚。小銭がない。千円札もない。最後のセブンイレブンで千円札をチャージしたのが間違いでした。水だけで下ります。結局補給にありつけたのは田島のコンビニ。長かった。透明なコーラ?美味くないし。
道の駅きらりでトイレ休憩。スタッフがいてくれて少し会話をして元気になります。全体の真ん中より少し上あたりとのこと。前後は全然わからなくなっています(寝たから)。
田島あたりから気温がグングン上がります。35、36。。。甲子峠の上りの途中で日陰を見つけてまた仮眠。まだ日陰は過ごせるので助かります。コンビニによるたびに水2リットル補給でした。
西郷のコンビニ(ここは通過チェック)は本当に猛暑。後から来た方と二人でわずかな日陰を求めて建物の隅に座り込みました。
暑くて暑くて、凍ったペットボトルをジャージの中に入れて腰を冷やしながら進みます。すぐに溶けてしまうのですが、少しは楽です。ヘルメットの中には濡らしたタオルを置いて頭も冷やすのですが、こちらもすぐに乾いてしまいます。水を体にかけながら進みます。ここからが一番暑かったです。須賀川あたりで38度?異常です。
もう少し頑張れば最後のPCだとは思いましたが、あまりの暑さにダウン。田んぼの真ん中にあった日陰にお地蔵さんと一緒に休ませていただきました。寝落ちして、ボトルのお湯状態の水を飲んだら少し回復しました。あのまま走り続けたら熱中症になりそうでした。
最後のPCでは日大のサイクリング部の若者たちと鉢合わせ。20歳になったらブルベに参加したいとのことでした。ぜひランドヌール宮城にと勧めておきました。
最後の気力を振り絞って約400m登り切ると最後の通過チェック。道の駅土湯です。あとは下るだけだー!!
で、ゴールしました(疲れ切ってゴールの写真を失念)。スタッフの皆さんに暖かく迎えていただきました。(自分もスタッフだけどね)38時間は切れたようです。
坂と暑さ。でも夜中の奥只見は絶品です。あの風景はきっとまた(多分。すぐではないことは確か)見たくなることでしょう。時間が変われば見える風景も刻々と変わると思います。素敵なコースでした。
BRM630奥只見600の1
四時スタート。気温が上がりそうです。
摺上川ダムは猿だらけ。道には猿のフンだらけ。
いきなりテンションが下がりますが、気を取り直して進みます。
稲子峠は道が悪いです。宮城側のくだりでタイヤを取られて危うく落車するところでした。PC1は南陽市。7時前でしたがガリガリ君。
9時には34度超え。暑いです。
昨年の試走では前日の雨で通行止になってしまった飯豊トンネル。数週間前にはこのトンネルの上の山に登ったのかなと思うと何となく感慨深い。下っていく途中でパンク。
荷物がバラバラなのは、ポンプがステムの中に仕込んであるからです。
下り切るとちょうど登山の時に開通した会津側の入り口でした。
会津坂下のPCに進みます。補給して只見に向かいます。途中金山の道の駅でソフト休憩。金山カボチャのソフトクリーム!!美味でした。
しっかし暑い。ずっと30度超えの中を走り続けるのでもはやボロボロ。なんとか只見のコンビニ(24時間ではありません)。先行していたグループからこの先大雨になるとの情報が。確かに只見に入る頃からパラパラと雨も降り出しました。でも道路から湯気が上がる状態でした。コンビニでくつろいでいると次第に雷なども。
明るいうちに折り返しの小千谷まで行きたかったので、重い腰をあげて再開です。
田子倉ダムは綺麗でした。湖面に雲が広がる様子がわかりました。でも水面は低いのかな。
小千谷駅には明るいうちに到着。これは良かった。まだ眠くないので先に進む事にします。しばらく進むと雷雨。枝折峠の手前の大湯温泉で雨宿り+仮眠。山の上の方は雷がすごいことになっていました。
雨音を聞きながら1時間ほど仮眠したでしょうか。気温があまり下がっていなかったので公園の建物の軒下(外)で休めました。枝折峠(シオリなんですね)。22時頃から登り始めました。路面はウェットで荷物があるので時々後ろが滑ります。この峠は上に行くほど辛くなるんですよね。後1kmくらいの14%超えの坂で滑って危うく落車するところでした。足をついた瞬間に右足のクリートカバーがどこかに吹っ飛んでしまいました(スピードプレイを利用)。暗闇の中でしばらく探したのですが見つからず、諦めました。頂上まで2時間ほどの間に追い越された車2台。すれ違った車2台ほどでした。真っ暗でしたが月明かりで、山が照らされていて、とっても幻想的でした。しっかり記憶に残ります。良い思い出です(今となっては)。ま、怖いですよ。正直言って。野うさぎに会いました。
頂上は登山の人たちが朝を待って駐車場は満杯でした。奥只見湖も雲に覆われてすごい風景でした。
新野地温泉ー鬼面山ー箕輪山
前日にお誘いの電話があり、おニューのシューズのチェックも兼ねて参加してまいりました。不相応なのは重々承知なのですが、試着したらくるぶしのサポート感が抜群で、下りで良く足をひねるので、これは良いと思いました。でも完全に予算オーバーでしたので、海外通販で手頃な値段でゲットしました。
8時頃に新野地温泉にある登山口から入りました。いつも自転車で入口があることは気づいていたのですが、実際に入るのは初めてです。すぐに結構厳しい登坂。しばらくすると高圧線の鉄塔のために開けた場所があります。この辺りからウラジロヨウラクがたくさん咲いていました。
さらに進むと次第にサラサドウダンが増えてきます。今回はサラサドウダンが素晴らしかったです。白っぽい色からかなり赤色の強い(ベニサラサドウダンか?)までが咲いていました。サラサドウダンのトンネルのようになっている場所もあり、なかなか見頃です。
鬼面山は火山岩がゴロゴロしている急峻な登りがありました。植生も貧弱になります。
ここからまた急峻な坂を下って箕輪山に向かいます。
途中で見かけた真っ赤なウツギ。そしてハクサンシャクナゲ
下界は30度を超しているようですが、ここにはまだ雪渓が残っていました。
ここからもう少し登ると頂上でした。鬼面山から箕輪山のルートは、箕輪山に入ってからは道が滑りやすく、下りで3度も尻餅をついてしまいました。
絶景でした。本当に。360度見渡せます。
4湖が見える場所なんですねー。感動しました。
靴は軽くて良かったです。足の捻挫もありませんでした。
出張deランinオスロ4
メトロ五番の終点にSognsveien湖があります。そこまで行って、湖一周とそのあと宿まで。9.8キロ。足が重いです。出張の時しか走らないのが良くないのは分かってはいるのですが。
きれいな場所でした。